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7つのアイディア発想方法



  1. ビジネス発想方法例
  2. 7つのアイディア発想方法の解説
  3. アイディアをビジネスプランに
  4. 《まとめ》ビジネスアイディア考案の流れ


ビジネスアイディア発想方法例

 

ここでは弊社 OCL の四ッ柳茂樹が、今までの経験から考案した7つのビジネスアイディアを発想するための方法を紹介していこうと思います。

 具体的には以下のような方法があります。

 

 【必要性から発想する】

•  自分ニーズ発想法

•  社会ニーズ発想法

 

 【他を見て発想する】

•  場所ギャップ発想法

•  業界ギャップ発想法

•  成長ギャップ発想法

 

【既存ビジネスをあわせて発想する】

•  掛け合わせ発想法 ※すでに持っている資産(技術)に新たな資産(技術)を掛け合わせる。

•  組み合わせ発想法 ※複数のアイディア、プランを掛け合わせる。

 

 これら7つの発想方法は上のように 【必要性から発想する】 【他を見て発想する】 【既存ビジネスをあわせて発想する】といった具合に分類できます。

 

 

 

 また、自分(自社)がおかれている状況によっても適切な方法が分かれてきます。例えば、【顧客が決まっている場合】【既存のアイディアがある場合】【全く新しいアイディアを求めている場合】【顧客が決まっていない場合】などです。

 

 上のような分類は状況によっていくつもの要素が絡んできます。

 

 常に1つの方法からアイディアが生まれるわけではなく、複数の発想が1つのアイディアを生むということが良くあります。

 

【顧客が決まっている場合】

 代表的な例 : 自分や社会のニーズを発掘しようとする場合、ターゲットとなる顧客はすでに決まっている。

 

【既存のアイディアがある場合】

 代表的な例 : 場所を変えたり、業界を変えたりすることでビジネスチャンスが生まれる。

 

【全く新しいアイディアを求めている場合】

 代表的な例 : アイディアレベルのものを複数個組み合わせることで、全く新しいものを創出する。

 

【顧客が決まっていない場合】

 代表的な例 : アイディアレベルのもの、全く違った業界にあるビジネスを持ち込もうとする場合は、顧客が決まっていない場合がある。


 



7つのアイディア発想方法の解説

 

自分ニーズ発想法

 

 自分が普段思っている不満・不便などをもとに新たなビジネスを考えていく発想方法。

 

 (例)価格ドットコム

 秋葉原をまわらなければ比較できなかったコンピュータ関連機器の価格を、一覧で比較できる Web サイトを作成し、現在は企業側に登録してもらうようになった。

 

 (例)キューピーネット( 10 分 1,000 円の床屋)

 「髪を切るだけでいいのに」「早く切って欲しい」というニーズに基づき時間とコストをカットするシステムを開発した。

 

 

社会ニーズ発想法

 

 一般的に社会で求められている問題に対してその解決をビジネスとする発想方法。

 

 (例)中古パソコン輸出

 個人情報保護で問題とされているリースアップ済みの中古パソコンのクリーニングと、海外への輸出を行って、かなりの利益を上げている。(輸出ルートを持っているからこそ出来るビジネス)

 

(例)お受験先小学校ポータルサイト

 受験先小学校の詳細データとともに、お受験塾とその内容、お受験関係イベントや悩み相談について、網羅されたホームページを運営する。

 

 

場所ギャップ発想法

 

 世界、あるいは日本国内での流行・情報は時間的なギャップがあることから、別の場所で流行っているものを持ってくる発想方法。

 アメリカで流行っているものを日本に持ち込むといったパターンが最も一般的。すでにアメリカで成功している起業が持ち込んだとしても生活習慣、文化の違いなどから失敗する場合もある。その為、上手く日本に馴染ませるという点がビジネスチャンスとなりうる。

 一般的にスピードが大切。資本が大きい競争相手が出てくると、小規模資本では負けが必死となるので、そこをキチンと考える必要がある。

 

 (例)楽天

 アメリカの e-bay が流行らせた「ショッピングモール」を日本に持ってきて展開した。(日本風にアレンジしたのが成功要因。 e-bay は日本進出に一度失敗している)

 

 (例)リトルスプーン

 札幌でブレークした「スープカレー」のチェーン店。いち早く東京進出を果たし、多店舗展開を果たしている。

 

 

業界ギャップ発想法

 

 ある業界で成功したモデルを、別の業界に持ってくることで新たなビジネスを始める発想方法。

 場所ギャップ発想法と似ていて、ここもただ持ってきたから成功するというほど単純なものではない。業界ごとの習慣などを考慮して上手いアレンジがないために失敗してしまうケースも多い。

 

 (例)カレーミュージアム(カレーテーマパーク)

 ラーメン博物館にヒントを受け、形態をカレーにアレンジした。(同様な形態に餃子スタジアム、スイートフォレストなど・・・)

 

 (例)ソフトプレーン(営業管理用グループウェア)

製造業・IT業界などでは行われていたシステム的な管理を、グループウェアを用いることによって営業管理用に改変。

 

 

成長ギャップ発想法

 

 インフラ(ハード部分)が成長してから、その利用方法(ソフト部分)が成長することに注目する発想法。

 成長を予測して先行投資を行うという点で、常に高いリスクを伴っている。同時に、インフラが成長すると大手企業が参入してくるため、その時点で負けない何かを持っているか、その更に先を行っている必要がある。

 また、しっかりとした情報を持っていないと、自分が時代に先行しているつもりでも、実際にはそうではないといったこともありうる。

 

 (例)サイバード

 パソコンとともにアプリケーションの需要が増したように、携帯電話台数の増加とともに、携帯コンテンツの需要が増すと予測し、いち早く進出した。

 

 (例)( SOHO 向け)総務(電話/経理/住所等)代行サービス

 SOHO の増加とともに、必要となる電話対応を行うための専門業者。

 

 

掛け合わせ発想法

 

 2 つの通常は関連しないものやビジネスを組み合わせることによって、新たなビジネスを生み出す発想方法。

基本的には既にある2つのビジネスの形態を掛け合わせ、新しいビジネスを創出するタイプ。

 

 (例)時間性アミューズメント(何をどれだけ遊んでも 15 分 100 円という施設)

 ゲームセンター等のアミューズメントパークと、カラオケのような、時間限定の施設の組み合わせにより、新たな需要を生み出している。

 

 (例)ネットカフェ

 インターネットを使う「貸しインターネット」と「マンガ喫茶」の融合

 

 

組み合わせ発想法

 

 3 つ以上の通常は関連しないアイディアやプランを組み合わせることによって、新たなビジネスを見つけ出す発想方法。

 見方によっては、掛け合わせ発想法と同じだが、アイディアベースでニーズや新サービス、ターゲットなど 3 つ以上のビジネス(アイディアやプラン)をマトリクス上に並べ、意図的にビジネスを見つけ出すことも行われる。

 アイディア先行のプランは、ニーズやターゲットを作り出すことが後回しになりやすいので、この点は気をつける必要がある。

 

 (例)セミナー×保育園×感動

 

【セミナー×保育園】 保育園の親向けにセミナーを開催する。

 

【セミナー×感動】 「感動すること・人」をテーマにしたリレーセミナーを開催する。

 

【セミナー×保育園×感動】 保育園の親向けにセミナーを開催する。保育園児を持つ親向けに                  感動を与えることのできるセミナーを開催する。

 

 

 

 以上、ビジネスアイディアやプランを考える方法についてご説明しましたが、 7 つの方法はそれぞれ別々のものではなく、通常2つないし3つの方法を掛け合わせてビジネスが創出されています。また、途中から発想の観点が変わるといったこともありえます。

 

 アイディアに困ったとこ、きっかけに困ったとき、その取っ掛かりとしてこういった方法や視点を利用することで、今までとは違った発想が生まれてくる。そう考えて意識していただければと思います。

 

 また、小さなアイディアも育て上げたり、掛け合わせたりすることの大きな可能性を持つ場合があります。発想を習慣づけて当事者意識を持つことで小さなアイディアを大きく育ててみましょう。

 


 

 

アイディアをビジネスプランに

 

 

 

 見つけたアイディアをビジネスプランにしていくには?

 

 ビジネスプランを作る上で考えること

 

 

 アイディアとプランは違うものとして考えましょう。ビジネスプランはビジネスで成立する必要があります。その為にはアイディアをブラッシュアップし、いくつかのポイントをクリアしていく必要があります。

 

※ブラッシュアップ → 検証する、洗練する。

 

 ここではビジネスプランに関わる4つのポイントを取り上げます。

 

 それは、【内容】【顧客】【収益性】【継続性】の4つです。

 

 ここでは上の4つのポイントにしたがって見つけたアイディアを検証してみます。

 

 

 ビジネスの内容が分かりやすいでしょうか?

 

 短い言葉(例えば200字程度)でビジネスの内容を相手に伝えることが出来るでしょうか。また、その内容は的確でしょうか。

 

 内容は短くまとめられていないと、相手に伝えることが難しくなります。また、その内容は的確にポイントを捉えている必要があります。そのポイントとは、「誰に( Who )」、「何を( What )」、「どうやって( How )」行うかということです。その上で、可能ならば「なぜそのビジネスが必要なのか( Why )」を含めてみましょう。

 

 そういった内容を考えた場合は、積極的に他の人に意見をもらいましょう。

 

 すると、例えばその説明が難しく思われるかもしれません。それはなぜでしょうか。以下のようなことに気をつけてみましょう。

 

 

 1.「誰に( Who )」、「何を( What )」、「どうやって( How )」「なぜそのビジネスが必要なのか( Why )」が含まれていない。

 

 

 2.一般的には通用しづらい専門用語で内容が語られている。

 

 専門用語で説明が分かりづらくなるというのは、専門用語を普段使い慣れている場合は無意識に起こってしまうので、意図的に注意する必要があります。単純ですが、実際によくある現象です。

 

 

 3.ビジネスを難しく(複雑に)考えすぎている。

 

 ビジネスプランを考えていくと自然と構造が複雑になります。しかし、重要なメッセージ、発想の原点はシンプルなものだったはずです。誰かに伝える場合はポイントを的確に捉えて、シンプルに表現することを心がけましょう。

 

 

 顧客が明確に見えているか?

 

 「ターゲット」が明確でないと、誰に何をするかが曖昧になってしまいます。具体的な「人」まで決めてもいいと思います。

 例えば、ターゲットが男性の場合と女性の場合とではサービスの内容や提供方法が異なってくる可能性が高いように、ターゲットが決まっていないとその方法が具体的になりません。

 また、多くのビジネスは全く一人で行うものではなく、複数の人間や団体が関わって作り出されます。このときにターゲットが明確でないとサービスに対する共通の認識を築くことが難しくなります。

 

 

 収益の仕組みは現実的か?

 

 収益モデル(ビジネスモデル)を書いて見ましょう。実際に、お金が流れるでしょうか。顧客候補となる人を含め、周りに意見をもらいましょう。

 

 例えば、広告収入などを収入源にする場合は、既に広告を取る見込みがあればよいのですが、情報が充実すると(こうなれば)アクセスが増加して(こうなって)広告収入につながるはずだといった予測に基づく場合があります。こういった収益モデルが悪いわけではないのですが、その為には最低限どのくらいのアクセスが実際見込め、そのアクセスが確保できることで、どれだけの広告収入が見込めるかを調べておく必要があります。

 

 そういった場合、競合他社の現状や予測されるアクセス数、どのくらいのアクセスで実際に広告が取れるのかなどを把握することで判断の目安にすることも出来ます。

 

 

 継続性はあるか?

 

 競合が出たり、時代が変わっても、同じビジネスが成り立つでしょうか。そのまま続けられるのはどの程度の期間でしょう。

 

 例えば、2007年問題から、団塊世代向けに60代をターゲットとしたビジネスが続々と生まれていますが、60代の人口が急増するのは一時的なことです。その後の展開を考えずに、ただ今ここが狙えるからといった展開を行うことは賢い選択とはいえないと思います。

 

 また、一発当てればといったことを考えている方も多いと思いますが、税金などを冷静に考えたり、実際の生活に照らし合わせて考えると、一発当てて成功するための当てる金額というのは途方もない額になっていきます。

 

 少なくとも、その後の展開を考えてみるべきではないでしょうか。

 


 

 



《まとめ》ビジネスアイディア考案の流れ

 

 

•  自分の強み( USP )を認識する。

 

USP のワークを行って他人に指摘してもらう。

 

•  自分が成功しやすいビジネス領域を検討する。

 

 好きなこと、得意なこと、成功市場について書いて見る。

 

•  まわりのビジネスを参考に、アイディアを考える。

 

当事者意識と積極的な行動を、普段から 7 つの発想方法で考える。新しいビジネスアイディアをたくさん作る。

 

 

ここまでが、ビジネスアイディアを考える流れになります。

 

 

 ここからはそのアイディアを元に具体的にビジネスを始めるにはどういったことを行えばよいのかといったことになります。

 

 それは例えば必要な人員を集め、インフラの整備し、資金を調達するといったことなどの資源を調達して事業化するということです。

 

 今回はここまでという形になりますが、機会を見て情報発信していきたいと考えています。また、弊社 OCL の方で事業化の流れをお手伝いすることも可能ですので、お気軽にお問合せください。

 

 

 (まとめ)実際にビジネスをするまでの流れ

 

 ビジネス(新規事業)をやると決める!

 

 【ビジネスアイディア】

 

 ・自分の強み( USP )を認識する。

 

 ・自分が成功しやすいビジネス領域を検討する。

 

 ・まわりのビジネスを参考に、アイディアを考える。

 

 

 【ビジネスプラン】

 

 ・ビジネスモデルを構築する。

 

 ・必要な資源(ヒト/モノ/カネ/情報)を考える。

 

 ・ビジネスプランとして事業計画書を作成する。

 

 ・必要な資源を調達する

 

 ・事業を開始する

 

 

 

 

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